コズミックローズ(cosmiclaws)は カウンセリング 催眠 ヒプノセラピー NLP などの心理療法で心の悩みの解決を目指します。 東京 

自分自身になるために、生きてきた。

私の人生

自分自身になるために、生きてきた。

人間はみんな一人一人違っている。

生まれてきた環境も違うし、考え方も、価値観も違う。
そして、人生の初期におけるスタートラインも一人一人違っている。

自分を十分認めてほしい、愛してほしいという子供時代の本能的な欲求がとっくに満たされている人もいれば、いまだに満たされず、大人になってからもそれをいろいろと歪んだかたちで他人に求め続けている人もいる。

自分がありのままに感じ、行動し、表現することが当たり前で何の抵抗もない人もいるし、他人との関係の中でしか自分の価値を確認できない人もいる。

そして私はといえば、少なくとも自分が自分でいることが当たり前というスタートラインから生きてきた人間ではない。

今までの私は、自分が本当は何が好きなのか嫌いなのかさえわからなかった。
私が今までやってきたことは、相手が好きなことを必死で好きになろうとしてきたことであり、相手が嫌いなものを一生懸命嫌いになろうとしてきたことばかりではなかっただろうか。

そうやって他人に嫌われないために、他人に合わせようとあらゆる努力を意識的・無意識的に繰り返していくうちに、私は絶えず自分の感情を抑圧し、自分の感覚を麻痺させ、ついには自分自身をなくしていった。
自分が壊れていった。

それはまるでいつも周りの様子を伺い、他人に合わせて機械的に反応するだけのロボットだった。

そして私は、子供時代を生き延びていくために私自身が選んだそういう自分からいつも抜け出そうともがいて、もがいて、もがき続けた。
しかし、もがけばもがくほどなおさら深く暗い蟻地獄の中へ落ち込んでいく毎日だった。

それは未来永劫いつ果てることなく続いていくのだろうと思われた。

その絶望の中で、私はついには自分の人生を、自分をあきらめた。
あとはただ自分が消えてなくなることだけが唯一の望みとなってしまった。

数えきれない屈辱感と敗北感が横たわっていた、今までの人生。
孤独感と、焦燥感と、憎しみと、虚無に支配されていた、自分の人生。

でも不思議なことに今、そういう今までの人生こそが、今の自分を支えてくれていることに気づく瞬間がある。

今まで自分自身になれなかったからこそ私は、今の自分が自分であることの、魂の震えるような喜びや感動を味わっていることに。

世界にたった一人の自分という人間としてこの世に生まれ、自分自身の感じ方や自分自身の考え方を持てるということの、かけがえのない素晴らしさに。

ただ自分としてこの世に存在しているということの、たとえようのない奇跡に。

きっと私の今までの人生は、自分が、自分自身になっていくためのものだったのだろう。

そして今までの人生は、過去は、今この瞬間のためにあるということも。

さらにそんな過去の一つ一つが、今この瞬間の深みを増し、ただのマイナスと思っていた過去が、自分の中で、輝けるマイナスといえるものに変わっていることに。

(2009年9月25日のブログより)

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